「はせがわ酒店」に行こう・2017初春

はせがわ酒店 二子玉川店」は途中下車して徒歩で帰宅するのに程よい距離感と適度な品揃えゆえに重宝している酒屋の一つ。さらに魅力的なのが試飲BAR。手軽に気になる酒を楽しめるのもいい。ただ飲み屋感覚で利用する輩も多く、仕様がコロコロ変わるため最近はあまり利用することもなかった。おまかせ3種飲み比べセットはないものの、1杯ハーフサイズで提供してくれることを知ってから最近また利用しはじめた。あくまで‘試飲’なのでサクッと。

この日は「AKABU 純米吟醸」と「仙禽 雪だるま」の味をチェック。
「仙禽 雪だるま」はすでに入手済みながらもここで初めて今年の出来を味わう。

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時々提供される「十四代」。ミーハーからの脱却のためスルーする予定だったが
‘枡つき’という文字を発見。すみません、まだミーハーからの脱却は無理です(笑)。

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(定価で)買えない酒で有名な「十四代」。この時期限定の「角新 本丸」をいただく。
対するは同じ山形銘酒「楯野川 純米大吟醸 中取り 美山錦」。
本醸造純米酒の比較もなかなか面白い。無論どちらも旨いが多分ブラインドテストされたら分からないだろうな。
そのぐらい‘秘伝玉返し’の技術は凄い。

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念願の「十四代」ロゴ入り枡を手に入れたぞ〜。
ただし使い道があまりないんだよね(笑)。
飾って観賞用か。

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「赤武」と「春霞」

岩手と秋田の銘酒を呑み比べ。
意識してなかったが在庫整理のため前日冷凍ストッカーから出していた
秋田銘酒「春霞」とこの日入手したての岩手銘酒「赤武」。
ちょうど「春霞」のラベルが赤くスペックも同じ(精米歩合60%・純米生酒)だったので呑み比べてみることに。

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「AKABU 純米酒 NEWBORN」
酒米は不明。最初呑み始めは「少し固いかな?」と思ったが日数が経つたびにいい感じのバランスに。
酒質がしっかりしているので生酒ながらも安定感ある味わい。

「春霞 純米酒 赤ラベル
美郷錦100%使用。最初から旨味全開、味のり最高。日数が経つとそこに苦味が加わりさらに味わいは複雑さを増す。美郷錦の良さを出し切った感ある良作。

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どちらも食中酒を意識しながらも酒の味わいを楽しんでもらいたい、という思想は感じられた。
旨すぎて燗を試す前に呑みきってしまったのが反省点。

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酒トレ Vol.52

久々の酒トレ。
さぼっていたわけではなくまとめる暇がなかったため去年までのはいつか
ダイジェスト版として記録に残す予定。

今年の酒トレは年明けにふさわしい「新政 新年純米しぼりたて」と
十四代 純米大吟醸 極上諸白」のミーハー丸出しコンビからスタート。

◎「新政 平成二十九年 新年純米しぼりたて」
生酛っぽい味わいもしっかり出しながら非常にフレッシュでクリアな味わい。
さすが技の「新政」ナイスアレンジ!

◎「十四代 純米大吟醸 極上諸白」
やはり美味い「十四代」!兵庫県特A地区産の山田錦と愛山を絶妙にブレンドした絶妙な旨さ。
甘さをしっかり出しながらもキレ・苦味も程よく心地よい程度に感じられる。
フレッシュでしっかりした味わい。

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最高峰の酒米兵庫県東条産山田錦を原料米に使った二つの蔵の酒を呑み比べ。
而今 純米吟醸」は昨年9月製造、精米歩合は50%。
十四代」に近い味わいながらももう少し米ならではの味わいをしっかり感じられる。
而今」テイスト満載の安定した味わい。

手書きラベルが特徴の「澤屋まつもと」は2014年産の山田錦を醸したものを低温熟成した昨年12月製造の酒。
精米歩合は不明。丁寧に熟成された感満載。
甘味、酸味、苦味のバランスが良好ながらもしっかりとした存在感。
ただフレッシュさも失われていない深い味わい。

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かつて「森の翠」という銘酒があった。リアルタイムで味わったことはないが
いい噂しか聞かないからとても美味しかったのであろう。
杜氏の宇高さんが「三芳菊」へ移籍して最初に醸した酒が日本晴を醸した「山廃三芳菊」。
その通常の酒と“おり”を加えたバージョンとの呑み比べ。
基本同じ酒ゆえ単に“おり”が加味されたものが好みかそうでないかの違い(だけだと思う)。
通常の「三芳菊」を想像して呑むといい意味で裏切られる“普通”に旨い山廃純米酒
どっしりとした味わいの中に存在感あるのびのある酸味。クリアな良質な酒であることが感じられる。
常温かもう少し温度上げた感じも味わいたい。
個人的にはおりがらみ版が好み。

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◎「千代緑 純米吟醸 日本酒ヌーヴォー2016」
昨年より明らかにクリア感が増したように思える。旨味もふんだんに感じながらもスッキリクリアテイスト。
かつての「新政」に近い雰囲気も感じられる。旨い!

?「志太泉 蔵出しいちばんにごり 8年熟成」
俺の中で最大の問題作。熟成酒にはある一定の理解があると思っていたがこれはちょっとダメだった。
ただしヒネてるという感じではない。ものすごい“おり”の量。
そのためかなり濃厚ではあるが酸味&苦味が特に際立っていて好みがものすごく分かれる。

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◯「射美 吟撰 槽場無濾過生原酒」
甘旨!濃厚な甘味を感じるもののすっとキレる。このアレンジは見事!

◎「楯野川 純米大吟醸 限定流通品」
通常版との違いはわからないものの非常に旨い!
甘味に比重を置きながらも酸味とのバランスが最高なスッキリクリアテイスト。
多分これを「十四代」と出されても俺はわからない(笑)。

◯「獺祭 純米大吟醸50」
ご存知「獺祭」。旭酒造もすっかり中堅の規模になり製品の入手も比較的楽になってきたか。
久々にスタンダードな磨き50%のをいただく。
山田錦の持つ旨味をきっちり出した感あり。甘味・酸味・苦味バランス良し。

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味というより毎回裏ラベルの杉原慶樹氏のポエムが楽しみな俺。
今回も実に味のあるポエム、素敵です。

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◎「陸奥八仙 特別純米 おりがらみ 無濾過生原酒」阿波屋オリジナル
“おり”の甘味ある「八仙」らしいキレのあるクリアテイスト。
どこかやさしいさを感じる味わい。

◎「信州 亀齢 特別純米 美山錦」
信州の酒らしい甘味を感じながらもやさしいキレが心地よい。

作られている場所や米は違うもののどこか共通したものを感じた。

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2017年始呑んだくれ

年末年始は旅行の予定もなく大掃除&年賀状作成を終えたらひたすら呑んで寝るだけの自堕落な生活を送っていた。
まともに動いたのは毎日1時間程度の散歩ぐらいかな。酒の購入も兼ねていたが(笑)。

今年の「寫樂 純米吟醸 なごしざけ」は年末に呑むべく寝かしておいた酒。
すでにいろいろなところでちょいちょいいただいていたが、少し寝かした方が味が落ち着くだろうと判断。
羽州誉を50%まで磨いた酒を低温熟成、夏を越した酒をさらに冬まで熟成。
熟成された落ち着きの中にも若々しい軽快さも併せ持つ。
大変美味しく完飲。

f:id:odayasu:20170106071824j:plain「越後鶴亀 純米」は頂き物。新潟の酒には本当に縁がある。
少し温めると旨味の輪郭がグッと引き立ちこの酒のポテンシャルが際立つ。
いい酒だ。

f:id:odayasu:20170106071812j:plainワインと日本酒の金粉混入コラボもいただく。
ワイン好きだが一度開けると呑み干さないといけないのが辛い(でもなぜか嬉しそう)。
一人呑みのワインはそのために体調やフードペアリングも事前に考慮しておかないといけないので大変なのである。

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「久保田」でおなじみ朝日酒造の「ゆく年くる年」は年始早々にいただいた。
五百万石を使用した新潟らしい味わいに加え醸造アルコールによるなめらかな口当たり。
常温でダラダラ呑むのに最適なまさに寝正月専用酒(笑)。

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「新政 新年純米しぼりたて」も入手出来たので早速いただく。
事前に注文していたのが7日に届くことになっていたのでこのタイミングで呑めるのは嬉しい。
今年のラベルは特にかっこいい。ハーレーのエンブレムがモチーフ。
「アメリカン・ニュー・ルースター」がテーマなデザイン。

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絵馬の裏側はよりメッセージ色が強い。
日本酒の需要が世界規模になってきている昨今、次期大統領は日本酒に対してどう思っているのだろうか。

秋田県産米を使用した生酛造りの純米生酒。
フレッシュで軽快な味わいは新政らしさ全開。

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今年もこの勢いでガンガン呑むぞ!

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日本酒持ち込み、酒しゃぶ鍋であったまる会

酒縁で知り合った友人宅で各自酒を持ち込んでのささやかな飲み会をしたよ、なエントリー。
ただしこちらも昨年末のお話。

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人の数だけお気に入りの酒も違う。持ち込み会のいいところは自分の知らない酒を楽しめるところ。

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俺の持ち込み酒はいつも呑んでるデイリー酒・魚沼銘酒「緑川 純米」。
当たり前にいつもストックしている酒ゆえ晩酌エントリーには掲載していないが、
これだけは毎日呑んでる。そんな呑み飽きしないダラダラ呑める酒質。
呑み方も常に常温で放置してそのまま呑んでいるのでそこも継承。

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今回は酒鍋。普通に吞めるいい酒を惜しげもなく鍋に投入。
こちらは山形米沢銘酒「裏・雅山流」。

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ぶりしゃぶでいただく。オススメのゆずポン酢でいただいたのだがこれがまた美味い!

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今回の目玉はS君持ち込みの「越前酒乃店はやし」頒布会の酒。
最近「而今」の正規取扱店になった酒屋。そこがセレクトした酒ゆえ間違いはない。
「田酒」の生酒なんてなかなか呑めないものもいただけた。

共に頒布会SP版の「寫楽 純米吟醸 搾りたて生」と「越の鷹 辛口純米吟醸 あらばしり」。

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こちらは冷蔵庫にストックしてあったという「花陽浴 純米吟醸 にごり酒 生」。
普通の冷蔵庫ゆえそれなりに熟成が進んでいたがこれはこれでアリか。

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ロックなラベルで話題の「三芳菊」からは「織絵(おりえ)純米吟醸」と「雄町 無濾過生原酒」。

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白鶴錦飲み比べ、というわけではない。残念ながら「十四代 白鶴錦」は空瓶による参考出品。
大手酒造メーカー「白鶴」が生み出した酒造好適米「白鶴錦」を用いた「東洋美人 白鶴錦」もいただく。

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熱狂的なオマチスト・Oさんオススメ「川中島 純米吟醸 雄町 ひやおろし」。

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「満寿泉 Pero」だったかな。おえかき怪獣でこりんさんによる可愛らしいイラストのラベルとこれまた可愛らしい女性とのコラボ。
あまり人の入った写真はセレクトしないがこのぐらいは許してほしい。

f:id:odayasu:20170102152642j:plain詳細は忘れたが色々な意味でギリギリアウトな感じ。

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北千住から一本で帰れるのは便利ではあるが、大抵寝過ごすパターン。
かつては中央林間まで持って行かれたこともあったが今回は途中で奇跡的に目覚め、
慌てて引き返したものの、鷺沼までの電車しかなくそこから徒歩で帰宅。
途中「ポケモンGO」しながら1時間かけて(笑)。

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晩酌ダイジェスト2016年末

忙しい日々でも晩酌だけは欠かせない。
そんなとある男の晩酌記録エントリー、ダイジェスト版。

帰宅時間が遅いと酒の補充できる店舗が限られる。
スーパー、ドラッグストア、ドン・キホーテ、コンビニ。
全くないわけではないが品揃えが均一すぎてあまりときめかない。
そんな中でもたまに日本酒の品揃えに力を入れているコンビニがあると
少し嬉しかったりもする。そのコンビニでチョイスしたのが
山形銘酒「東光 純米吟醸」。青い綺麗な瓶が気になり購入。
少し熟成が進んだ呑みごたえある味わい。
常温で味わうのが一番バランスがいいと感じた。

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秋田銘酒「高清水」もコンビニに売っていたので久々に呑んでみることに。
価格と味わいのバランスを考慮すると米はあまり磨かない方がいいと個人的には思う。
それゆえ“純米大吟醸”は非常に贅沢な酒と思っている。
ただし四合瓶1,500円未満で入手できるならお得と考えてしまう。
安くて美味い「高清水」、いい酒だ。

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なぜか秋田の酒が続く。横手の銘酒「阿櫻」。秋田の酒造好適米といえば「美郷錦」。
そのコラボを無濾過生酒でいただく。
冷燗どちらもよし。非常に懐の広い照井杜氏の人柄のような味わい。

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今年から全量生酛、仕込み水を中軟水に変更、四合瓶のみ、
ラインナップもグッと絞ったりと大胆な改革を打ち出してきた「新政」。
白麹を用いた酸味が特徴の「亜麻猫」。その中取りをいただく。
好き嫌いが分かれる味わいではあるが個人的にはアリ。
ただ全体的にまとまりすぎている感も。

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絞りも今後変えていこうとしているらしく無加圧絞りの「Essence(エッセンス)」の「No.6 S-Type」もいただいてみる。
オシャレなラベルゆえ店頭にあってもすぐ売れてしまう「新政」であるがこの「Essence」は
専用の包装紙に包まれているためか普通に売れ残っていることがある。

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日本ワインも新酒が入荷されてきたりするのでチェックしてみる。
勝沼醸造の「アルガーノ 甲州」。キリッとした酸味と穏やかな甘味が非常に好印象。
対して高畠ワインの「新酒ナイアガラ」は甘口の酒とはわかっていたがその想像を上回る甘さだった。

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マンズワインのスパークリング甲州は近所のスーパーで入手。
このスーパー、ワインとチーズの品揃えが豊富で重宝している。

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栃木・太田原銘酒「大那」。鈴木三河屋とやまちゃんのコラボイベント直後に改めてじっくりいただいた。

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バランスの良い食中酒。オールラウンダーな味わいは没個性になりがちだがどっしりとした芯のある味わいは「大那」ならでは。

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在庫整理のため大事に保存しておいた「飛露喜 純米大吟醸」。
1回火入れの生詰ゆえほぼ1年氷温保存しておいたがフレッシュさは健在。

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こちらは今年のしぼりたての生原酒「八海山 越後で候」の赤ラベル
青ラベルと2バージョンあるがこちらは12月のみ販売されるもの。
毎年いただいているが安定した味わいはさすが。

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栃木銘酒「若駒 雄町 瓶火入れ 無濾過原酒」をいただく。
精米歩合70%の雄町はワイルドな味わい。程よい熟成感もまたよし。
カッシー美味いよ!

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今年もよろしくお願いします

今年の年賀状イメージです。新○ニューイヤーボトルの図案丸パクではありません(笑)。

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昨年末はあまりブログ更新ができませんでしたが、
今年はもう少しマメに日本酒の魅力を少しでも広められるような
内容にしていきたいと思います。
と言っても完全に個人の呑み記録ですが。

「稲毛屋」で鰻三昧のクリスマス男子会

前回の「稲毛屋」昼呑みからわずか2日後、以前から「稲毛屋」に行きたいとおっしゃっていた方と共に晩酌をすることに。ちょうど「而今 にごりざけ生」がチキンロールとポテサラのクリスマスセットとして提供されていたこともあり男だらけのプチクリスマス会が開催されることになった。

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男同士で、日本酒で、鰻三昧で。そんなクリスマスがあってもいいじゃないか(笑)。

急遽来年用のクリスマスセットの写真も撮ることになり、あり合わせの撮影セット(と言ってもサブ照明しかなかったけど)でなんとなくそれなりな感じのショットになったと自画自賛

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乾杯酒は先日いただきわずかに残っていた「十四代 龍月」。
撮影のギャラ的なものか(笑)。口開けよりも程よい苦味が加わりいい感じの味わいに。
横の箱は「新政 X-type」のクリスマス特別バージョン、その名も「X-mas type」。
こちらは昨年のバージョンと後で呑み比べることに。

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次なる酒は群馬の銘酒「流輝 純米吟醸 初搾りおりがらみ生」。

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そして栃木「大那 特別純米 東条産山田錦」。こちらは「泉屋」頒布会SP版。

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お一人様一杯限りであるが280円で呑める「日替わり地酒」、この日は「燦然 雄町」。

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「新政 X-mas type」もいただく。
スペックが微妙に違うものの非常に貴重な呑み比べ。
個人的には1年熟成された2015年版が好み。

f:id:odayasu:20161225095241j:plain而今」も無濾過生とおりがらみ生とで呑み比べ。

f:id:odayasu:20161225095354j:plain「風の森」の酒販店SP版も再びいただく。

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今回は鰻を満喫したいという意向で鰻三昧なセレクトに。

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f:id:odayasu:20161225095440j:plain小骨の佃煮は酒呑みのマストアイテム。酒が進む進む。

f:id:odayasu:20161225095325j:plain鰻串も外せない。肝とレバーはタレでいただくのがオススメ。

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小骨とヒレは香ばしさ重視の塩で。

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うざくの旨さは大人になってから知った。

f:id:odayasu:20161225095128j:plain肝わさも肴に欠かせないアイテム。
ただし鰻肴はいつもあるわけではないので予約がオススメ。

f:id:odayasu:20161225095258j:plain炭水化物の摂取が気になるおっさん男子(笑)たちはひたすら鰻と酒のみで攻める。

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〆も全員鰻重よりも蒲焼をチョイス。

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今年も無事クリスマスを迎えられたことに感謝。

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鰻(うなぎ)と地酒の店「稲毛屋」文京区千駄木

久々の「稲毛屋」で昼酒を堪能

久々の「稲毛屋」エントリーと思ったが前回も「稲毛屋」だった(笑)。
そして次のエントリーも「稲毛屋」であると予告しておこう。
頻繁に通っているみたいであるが今年後半の日本酒の会へは「土用の丑の日SP」以降参加出来ないでいる。
そのため通常営業時に頻繁に訪れたいと思っていながら実現できなかった。

ただ気づいたらもう12月、毎週火曜日(お酒の会のある日は除く)の十四代の日、
ランチなら無理矢理行ける、とのことで強行昼酒ランチを堪能してきた。

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今回の十四代の日の酒は「龍月」。
最高の品質と言われる吉川産山田錦を40%まで磨き氷温熟成させた斗瓶囲いの純米大吟醸の生詰。それをお店でさらに2年寝かせたものをいただく。
定価で1万ちょいと高価でもあるが一般人ではまず入手が出来ない。
そんな希少なお酒を一杯(90ml)800円でいただける。ありがたい。

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フルーティー系の華やかな酒として人気急上昇の埼玉銘酒「花陽浴(はなあび)」の生にごり酒
入荷していたのでそれもいただく。
甘さ控えめ、ガス感と苦味が舌に心地よい刺激を与えてくれる。

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女将からの差し入れ。こういうシンプルな肴が嬉しい。

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せっかくなので鰻串も昼から堪能してしまう。
肝の苦味が日本酒によく合う。

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パリッとした食感が大好物なヒレは塩で。
これまた酒に合う。

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またまた入荷したての酒をいただく。
奈良県「風の森」の酒販店SPバージョンをいただく。

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奈良県キヌヒカリを60%磨いた酒の中取り。
少し硬い感じもするがフレッシュ&ジューシーテイストは「風の森」らしさ満載。

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久々の鰻はランチ丼ではなくうな重にしてみた。
一番安価な梅ながらも大満足のランチ。

f:id:odayasu:20161224121529j:plainこの日は昼間から酒を楽しむ客が俺以外誰もいなかったため3本ともすべて口開け。
贅沢しすぎてすみません。

鰻(うなぎ)と地酒の店「稲毛屋」文京区千駄木

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11月1日は焼酎の日。なので「稲毛屋」に日本酒を呑みに行く。

11月1日は焼酎の日である、らしい。
行きつけの「稲毛屋」でもささやかなイベントが開催されていたので
日本酒好き仲間を誘い訪れてみた。
本命は毎週火曜日のみ提供される「十四代 播州愛山」の他に、
「飛露喜」と「而今」の愛山も同時に呑める「愛山呑み比べ祭」であるが。

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まずは日替わり地酒(280円)からスタート。この日は栃木の銘酒
「姿 純米吟醸 生原酒“Black Impact”」をいただく。
クリアでバランスいい味わいはさすが!

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愛山呑み比べでS級銘柄を一気に呑み比べ。
やはり「十四代」が頭一つ抜けたバランス感覚。そして「而今」。
「飛露喜」は…愛山という米にあまり思い入れがないのか?
そう感じるほど他の酒と比べると味にパンチがない。
もちろんどれも十分旨いのだが呑み比べると色々見えてくるものもある。

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写真はブレてしまったが「川中島 幻舞」も愛山があったのでこちらもオーダー。
同じく来期から大注目の銘柄「阿武の鶴 純米吟醸」の生酒バージョン。
1,086本しかない貴重なもの。このクラシカルなラベルと味とのギャップ萌え。

f:id:odayasu:20161124071005j:plain「新政」の鑑評会金賞受賞酒もこの日入荷したから呑んじゃうよ〜。
お値段一杯(90ml)で980円!

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新酒からさらに値段上がったりでもう気軽に「新政」買えないよね。

f:id:odayasu:20161124071024j:plain肴も楽しむ。まずは鰻串のレバーと肝をタレで。

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みんな大好物ヒレと小骨は塩で。

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鳥串はお任せ盛りがお得!

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燻し銀のアイテム・わさび漬け。

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濃厚ネットリ系・山うに豆腐。

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クリームチーズとの組み合わせを考えた人偉い!ないぶりがっこ

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最後にせっかく焼酎の日なのでこの日お店で出されたスペシャルな二品をいただく。
もちろんストレートで。

森伊蔵」は焼酎ブーム直前まではよく呑んでいた。
どちらかというと「魔王」派ではあったが。
それ以来10年ぶりぐらいにいただく。
やはり香りが素晴らしい。美しくフルーティー。
芋焼酎独特の匂いがダメ、って方にこそオススメしたい。
そして味わいもまろやか。やはりまだ根強い人気があるのも
仕方ないと思える味わい。文句なしに美味い!
一方の「萬膳」は比べてしまうとどうしても香りも味わいも弱い。
そこで「稲毛屋」の日本酒ソムリエながらも実は九州出身で焼酎の方が詳しい
という謎の経歴を持つ●栗嬢に「萬膳」の持つ魅力を最大限に引き出す
飲み方を教えてもらった。それがお湯割。
しかも改めて正しいお湯割の方法を教えてもらう。
最初に焼酎を入れてはダメらしい。お湯に焼酎。これ常識(←知らなかった・笑)

早速「萬膳」お湯割をいただく。
シュっとした小栗旬が急にモリモリマッチョでダンディー西島秀俊に変身したかのよう!
(なんちゅー例えだ・笑)

f:id:odayasu:20161124071158j:plain基本的に醸造酒派(ビール・ワイン・日本酒)な俺だが
蒸留酒もまたマニアな世界が広がっていて楽しい。
焼酎の日を満喫した我々であった。

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