大塚「麦酒庵」に初訪問
友人との再会に、最適な場所をと予約を入れておいたのが大塚にある「麦酒庵」。
友人の職場から近くて日本酒が呑めるそしてお互い初めての店。我ながらナイスチョイス。
がしかし、突然のキャンセル連絡。お店への直前キャンセルは気がひけるな〜
ということで急遽日本酒好き女史にダメ元で連絡してみる。
おごりなら行く(笑)とのことで複雑な感情がありながらもお店に迷惑かけずに安堵する俺。
店名通りこだわりある厳選クラフトビールと美味しい肴を楽しむことができる。
その割には日本酒へのこだわりも半端なくメインのビールよりもはるかに多い在庫を
ストックしているというマニア向けな店でもある。
と言っても日本酒の知識がないと相手にされない、というわけでもなく自分の好みや
好きな銘柄や味の系統を店長さんに伝えれば最適なものが供される。
日本酒初心者でも他の好きなお酒を伝えれば呑みやすい銘柄をチョイスしてくれる。
ただし銘柄の指名は出来ない。店長がお客の好みを聞き出し、
肴との相性・現在の酒のコンディションなどを考慮しこの瞬間最高の日本酒との
出会いをプロデュースしてくれる。
だいぶポエムっぽくなってしまったが大体そんな感じだ。
まずはこの店のキラーコンテンツでもある「ナギサビール(和歌山)」で軽く咽を潤す。
うまい!
肴も充実。これまたキラーコンテンツの牡蠣をフライにしたもの。
数の調整も柔軟に対応してくれる。
いよいよ日本酒編に突入。
普段飲む酒・好きな酒、好きな系統を伝えてみた。
勉強のため色々チャレンジしていることもあり、
かなり難航したが店長・水田氏が最初にチョイスしてくれたのが「本金」。
同じく大塚にある酒屋「こだま」セレクトで知ったこの銘柄。
芳醇な旨味と濃厚な味わい。さすがナイスセレクト。
二杯目は「篠峯」の無濾過生。
自分ではまず選ばない。
このシステムこそがいい相乗効果を生み新たな発見ができる。
次もまた「こだま」系統の酒「黒松仙醸」の「こんな夜に…」。
なぜか渋いセレクトが続く。
対する日本酒好き女史は「山本」や「風の森」みたいなキャピキャピ系が与えられる。
「鯖のへしこ」は酒が進む進む。
やはり生牡蠣もいっときたいよね、
ってことで大中小お任せ3ピースセットを注文。
二人分注文したのだが多分これが結構いい値段すると思われ。
(会計がそれなりの金額・笑)
牡蠣に合う酒、ということでオススメされたのが「亀齢萬年」。
これまた力強い味わいと旨味。確かに牡蠣とナイスペアリング。
対して女史には福島「金寳」の「穏(おだやか)」が与えられる。
女史の牡蠣ペアリング2杯目はハーパー杜氏の「玉川 雄町」。
俺氏の牡蠣ペアリング2杯目は三重「天遊琳 ブルーラベル」。
一番濃厚な特大牡蠣には「山の寿」。
これは温めたかったのだが忙しそうだったので冷えたままで。
初めてで戸惑うこともあったが結果満足。
この店のシステムに慣れるまで通うかな。
麦酒庵:http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13122240/