11月1日は焼酎の日。なので「稲毛屋」に日本酒を呑みに行く。
11月1日は焼酎の日である、らしい。
行きつけの「稲毛屋」でもささやかなイベントが開催されていたので
日本酒好き仲間を誘い訪れてみた。
本命は毎週火曜日のみ提供される「十四代 播州愛山」の他に、
「飛露喜」と「而今」の愛山も同時に呑める「愛山呑み比べ祭」であるが。
まずは日替わり地酒(280円)からスタート。この日は栃木の銘酒
「姿 純米吟醸 生原酒“Black Impact”」をいただく。
クリアでバランスいい味わいはさすが!
愛山呑み比べでS級銘柄を一気に呑み比べ。
やはり「十四代」が頭一つ抜けたバランス感覚。そして「而今」。
「飛露喜」は…愛山という米にあまり思い入れがないのか?
そう感じるほど他の酒と比べると味にパンチがない。
もちろんどれも十分旨いのだが呑み比べると色々見えてくるものもある。
写真はブレてしまったが「川中島 幻舞」も愛山があったのでこちらもオーダー。
同じく来期から大注目の銘柄「阿武の鶴 純米吟醸」の生酒バージョン。
1,086本しかない貴重なもの。このクラシカルなラベルと味とのギャップ萌え。
「新政」の鑑評会金賞受賞酒もこの日入荷したから呑んじゃうよ〜。
お値段一杯(90ml)で980円!
新酒からさらに値段上がったりでもう気軽に「新政」買えないよね。
肴も楽しむ。まずは鰻串のレバーと肝をタレで。
みんな大好物ヒレと小骨は塩で。
鳥串はお任せ盛りがお得!
燻し銀のアイテム・わさび漬け。
濃厚ネットリ系・山うに豆腐。
クリームチーズとの組み合わせを考えた人偉い!ないぶりがっこ。
最後にせっかく焼酎の日なのでこの日お店で出されたスペシャルな二品をいただく。
もちろんストレートで。
「森伊蔵」は焼酎ブーム直前まではよく呑んでいた。
どちらかというと「魔王」派ではあったが。
それ以来10年ぶりぐらいにいただく。
やはり香りが素晴らしい。美しくフルーティー。
芋焼酎独特の匂いがダメ、って方にこそオススメしたい。
そして味わいもまろやか。やはりまだ根強い人気があるのも
仕方ないと思える味わい。文句なしに美味い!
一方の「萬膳」は比べてしまうとどうしても香りも味わいも弱い。
そこで「稲毛屋」の日本酒ソムリエながらも実は九州出身で焼酎の方が詳しい
という謎の経歴を持つ●栗嬢に「萬膳」の持つ魅力を最大限に引き出す
飲み方を教えてもらった。それがお湯割。
しかも改めて正しいお湯割の方法を教えてもらう。
最初に焼酎を入れてはダメらしい。お湯に焼酎。これ常識(←知らなかった・笑)
早速「萬膳」お湯割をいただく。
シュっとした小栗旬が急にモリモリマッチョでダンディーな西島秀俊に変身したかのよう!
(なんちゅー例えだ・笑)
基本的に醸造酒派(ビール・ワイン・日本酒)な俺だが
蒸留酒もまたマニアな世界が広がっていて楽しい。
焼酎の日を満喫した我々であった。