「而今 純米吟醸 山田錦」を産地違い(吉川&東条)で呑み比べる

激務につき久々の更新。
そしてほぼリアルタイムなネタ。

昨年衝撃のデビューを飾った「而今 純米吟醸 吉川山田錦」。
店などで何度かいただいたが久々に唸る旨さの酒だった。

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個人的に価格と味のバランスが最高な「而今」と感じた。
今年はその吉川産山田錦に加え新たに東条産山田錦も登場(スベってないからね)。
この瞬間を待ちわびていた。

昨日「稲毛屋」に入荷したとの連絡を受け早速ランチタイムに突入した。

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空瓶ではあるが昨年の吉川山田錦とのラベル比較。
味も比較出来たら最高だったのに。
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吉川とか東条は産地の名称。
兵庫県三木市吉川町、そして兵庫県加東市(旧東条町)
それぞれの特A地区山田錦を50%磨いた酒が今回の2種。
鈴木三河屋の社長いわく純粋に米の違いだけらしい。

早速呑んでみる。
吉川山田錦はキリッとした酸が終始心地よい。
甘さもあるがそれ以上に酸の存在感がある。
東条山田錦は優しさ溢れる甘さが特徴。
だが最後にキチッと酸が〆てくれる。
温度帯をあげるとその特徴がより顕著になる。
あ〜温めたい(笑)。

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そういうお遊びは個人所有の酒で楽しむとして
久々の「稲毛屋」ゆえ肴も同時に楽しむ。
夏期限定の「冬瓜の冷やし鉢」をいただく。
出汁の旨みがまた酒に合う。f:id:odayasu:20160909223317j:plain

定番の鰻串もいただく。肝はタレで。f:id:odayasu:20160909223356j:plain

ヒレは塩で。f:id:odayasu:20160909223422j:plain

前回食べられなかったランチ鰻を久しぶりに満喫。

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2種の「而今 山田錦」と肴と鰻を堪能。
(そんなに離れていない)産地の違いだけでこれだけ味わいが変わるというのもまた一つ勉強になった。
まだまだ奥の深い日本酒の世界の片鱗を垣間見た。f:id:odayasu:20160909223443j:plain

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