晩酌ダイジェスト2017.05
季節はすっかり夏である。
真夏は涼しい室内で燗酒を楽しむ変な酒癖もあったりするので
ビールは初夏と晩秋が一番美味しいと思うのが俺の最適解。
そんなタイミングでヱビスが「エル特急」をテーマにした「日本の鉄道ヘッドマークチャーム」というおまけをコンビニ限定でやりだしたため全てコンプリートすべくとにかく呑んだ。
第3弾の今年は全18種類。鉄道にはあまり興味はないが集めることに意義がある(笑)。
ビール本体に興味ある俺はコンプリートしたチャームはとある鉄道マニアの方にプレゼントした。
すでに俺の中でヱビスと並んで定番となりつつある「GRAND KIRIN IPA」。
その「GRAND KIRIN」シリーズに初夏にふさわしいネーミングとジャケットをまとった
新製品が出たので早速試してみた。
“にごっている。澄みきっている。”というクリエイター魂をくすぐるコピーがまた秀逸。
柑橘系のフルーティーな香りと爽快感はまさにこのカラッとした季節に最適な1本。
にごりつながりで「仙禽 ゆきだるま」を開封。この酒は初夏にいただくのが最適と思う。
氷温貯蔵だと凍ってしまうのが難点だが(笑)。
「はせがわ酒店」で試飲販売していた「竹林」から“オーガニック”と堂々記されたものをチョイス。
この認証を受ける大変さ(手続きや調査、費用)はいろいろ話に伺っている。
自社田を持ち、こだわりの米を作りさらに酒にする。
蔵人からの話も加えてその思想を感じながら味わう。
鈴木三河屋の頒布会4月分も味わう。
「花巴」は地元米・吟の里を使った完全オリジナル商品のおりがらみ。
それを少し前に発売した無加圧直汲みと呑み比べてみた。
同じタンクの酒ながらも絞り違いとオリの有無で印象が違う。
うすにごりの方が甘さを感じる分旨さを感じやすい。
直汲みは少し時間が経過した分、口開けから旨味全開。味がのって抜群に旨い!
「木戸泉 特別純米 無濾過生原酒」は王道・山田錦を使用。
こちらも鈴木三河屋SPである。正直こちらの方が俺の好み。
「木戸泉」のパワフルな酒質はさすが。
夏酒も出揃いはじめた。特に印象的だったのがこの2本。
夏酒の定番になりつつある「Ice Breaker」と「陸奥八仙 夏吟醸」。
「Ice Breaker」は口開けたては少し雑味を感じたが、開封二日目以降は味も落ち着いた。
いろいろ試したがやはりロックで頂くのが最高。
「陸奥八仙 夏吟醸」は甘味を強目に感じながらも後味さっぱり。
こちらもロックで頂くのがちょうどいい塩梅で楽しめた。
冒頭でこの時期はビールが美味しいと豪語したがやはり日本酒も最高(笑)。