北千住「宇豆基野(うずきの)本店」の二階貸切ランチを堪能
北千住にある土日祝日しか開いてない宇豆基野(うずきの)本店。
その2階を貸し切って美味しい湯葉やお豆富を持ち込んだ日本酒と共に楽しもう!という趣旨のイベントに参加してきた。
北千住は行ってもだいたい西口。東口方面はおそらく10年は行ってない。
それゆえその変貌ぶりには驚いた。以前どうなってたかすら覚えてないけど(笑)。
駅から10分ほど歩くと見えてくるフォトジェニックな佇まい。
1階が店舗になっていて惣菜の販売や時間指定(9時か12時スタート)でのブランチを楽しむことができる。
ブランチは予約が必須であり、なかなかの激戦。ただ酒友が定期的に2階での貸切会を開催していて今回参加することができた。持込料はかかるものの日本酒を持ち込めるので昼から健康的にお酒を楽しんでしまおう、という趣旨。
俺がセレクトしたのは「王祿 丈径blue」。
最初「王祿 溪(けい)」を造るつもりで仕込んでいたお酒が「丈径」に近い味わいになったことで急遽新しいランナップを設けることになったという新製品。
料理はコースのみ。まずは湯葉3種、出来るタイミングで違う味わいを楽しむ。
それぞれ溜りオリーブオイル、醤油あん、レモン塩といった調味料でいただく。
マンゴー豆乳ジュースのソーダ割。この日は大変暑く冷たいフレッシュジュースは大変美味しく頂けた。
氷詰めの容器は四合瓶のお酒を冷やすのにちょうどよく最後まで活用。
生麩田楽は蓬麩と粟麩の2種。それぞれ胡麻味噌と木の芽味噌で味わう。
椀は出汁が絶妙。これ肴に酒が呑める。
別のスペースでは土鍋ご飯の用意が。この日はもともと白子ごはんを予定していたのだが
急遽琵琶湖の天然鮎が入荷したとのことで急遽鮎の炊き込みご飯に変更。
部屋に漂う鮎の香りが期待を高める。
その場でニガリを豆乳の中に投入して(滑ってないからね)出来立てを味わえる。
ほのかにあたたかい豆富に程よい甘さの餡を絡めていただく。
美味しくないわけがない!
鰹と青リンゴのサラダはおひとり様1皿。青リンゴドレッシングをかけていただく。
なかなか食べ応えあり。
汲み上げ湯葉は1階にて出来立てを自分ですくい、削った岩塩をかけていただく。
こちらはお代わり自由。
そうしているうちに鮎の炊き込みご飯が炊き上がる。
たっぷりネギをかけたところを激写。
それを丁寧にかき混ぜる。
おこげの部分も美味。
甘味は2種。まずは麩万頭。
こちらも実演でつくりたてをいただくわらび餅。
それを珈琲とともに。
日曜にゆったりとしたブランチを満喫。
持ち込みの日本酒たち。5本中3本と雄町率が高かった。
溝の口ではちょうど大道芸をやっていた。
昼のうちに帰宅し夜もまた呑むしあわせ(笑)。