「十四代を味わう会@稲毛屋」にドタ参
東京マラソン2017が行われた日、俺は急遽スペシャルな呑み勉強会に呼ばれた。
東京マラソンは第2回大会から連続落選記録樹立中の俺。
いつ招待選手として召集かかるかわからないので念のため当日はスケジュールを空けていた。
それが功を奏したか直前に空きが出て運良く「十四代」という人気銘柄の呑み比べをすることができた。
会場は俺的にはすっかりおなじみの「稲毛屋」。
日曜の昼間開催の会とあって完全リラックスムード。
出品酒はよくぞ個人でここまで集めたというものばかり。
酒米違いもあれば違う蔵との呑み比べもありとなかなかトリッキーなセレクトが心を揺さぶる。
乾杯 十四代 大吟醸 七垂二十貫 生詰
01 十四代 特別本醸造 角新本丸 本生
02 十四代 純米吟醸 槽垂れ原酒おりからみ 本生
03 十四代 純米吟醸 龍の落とし子 生詰
04 十四代 純米吟醸 山田錦 生詰
05 十四代 純米吟醸 雄町 生詰
06 十四代 純米吟醸 愛山 生詰
07 十四代 純米吟醸 酒未来 生詰
08 十四代 純米吟醸 白鶴錦 生詰
09 東洋美人 純米吟醸 白鶴錦 生詰
10 奈良萬 純米吟醸 酒未来 瓶火入れ
11 花邑 純米吟醸 雄町 生詰
「十四代 純米吟醸」の酒米違い6種。
どれもレベルが高くあとは好みの問題かな、というのが総論。
同じ酒米を使った異なる蔵との呑み比べ3種。
こちらもコメントは難しいがやはり「十四代」の方が上手を言ってる感じか。
ハイレベルな酒が集う大変贅沢な酒の勉強会。
乾杯酒の箱と今回抽選でプレゼントとなった「十四代 純米大吟醸 極上諸白 生詰」。
このスペシャルなプレゼントを見事勝ち取ったのが…
今回のゲスト、青木酒造株式会社の青木知佐さん。
これからより知名度が上がるだろう「御慶事」を醸している酒蔵の令嬢である。
本人の許可はないが可愛いから載せてみた。
つい最近全国ネットで紹介されたらしく蔵の仕事で大変らしいが、
入手困難にならない程度に知名度を上げてもらいたい。
仕込み水は今回の「花邑」を醸した両関酒造からの提供。
さすがに個人で入手することは困難だったらしく、「稲毛屋」を介して提供いただくこととなった。
まずは「十四代 大吟醸 七垂二十貫」で乾杯。
参加者の大部分は酒のエキスパートということもあってのんびりムードで会は進行。
肴は「稲毛屋」謹製スペシャル仕様。
安定の合鴨のたたき。
米沢牛のステーキは格別な美味さ。
ハラモ(カツオの腹部)の燻製は稲毛屋マストアイテム5傑の一角。
みんな大好きポテサラ。
きんぴらごぼうと過剰なまでの料理群。
煮物はどこか懐かしい味。
〆はやはり鰻ひつまぶし。大満足腹パン。
そしてしっかり十四代の良さを満喫できたよき昼下がり。
昼呑みだと時間に余裕があるよね、ってことで夜は地元呑み。
久々「武蔵新城」まで遠征。「パステル」プロデュースイタリアンバルを初体験。
こぼれスパークリングワインをたらふくいただく。
よく食べよく呑みよく学ぶ。そんなとある休日。
お土産残酒は「奈良萬 純米吟醸 酒未来」と「両関」の仕込み水。
「奈良萬」は次の勉強会に向けての予習。