完全紹介制『椿 -tsubaki-』に初訪問【2017.6.18】

『SakeLaboTokyo(サケラボ トーキョー)』プロデュースによる
料理と日本酒とのペアリングを楽しむ割烹料理店に初来店。
完全紹介制とのことで会員からの紹介があれば、
次回から予約して行くことができるシステム。
場所や電話番号は非公開とのこと。
とある駅から数分のところへと向かう。

看板はなく店名にちなんだ花が目印。

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無垢の白木を使用したカウンターのみのシンプルな店内。
店長と料理人によるツーマンセル。

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お料理1皿に対して日本酒を1杯ずつ合わせる方式で楽しむ。
乾杯酒は「山本」のスパークリング。

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「八寸(はっすん)」にはタイプの違う3種類のお酒が選ばれる。
この日は「大信州」「東洋美人」「春霞」というセレクト。

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鱧や鰻の肝など色とりどり、夏にふさわしい八寸。
器からも並々ならぬこだわりを感じる。

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焼物は旬の鮎。この美しい色艶とフォルム!

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造りには「出雲富士」の夏酒を提案される。

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確かに生原酒のフレッシュで濃厚な味わいは
繊細な刺身の味わいを損なうことなく楽しめる。

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椀物には「松の寿」。

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鮎の塩焼きには「磯自慢 本醸造」。

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鶏唐揚げには「鶴齢」か「万齢 雄町」の二択。
酸で流すか唐揚げにも負けない雄町米のふくよかな味わいを選ぶか。
どちらも素晴らしい提案だった。
(結局決められず半分ずつもらう・笑)

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プラスの1品&1杯(会員のランクにより違うらしい)は
マグロのカルパッチョと「十四代 備前雄町」。
雄町好きとしては最高のセレクト。

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軽めのご飯は稲荷寿司。
夜の炭水化物摂取はこれで十分。

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合わせる酒はまたもや二択。「水府自慢 10号酵母」か「射美 15(いちご)」。
甘い「射美」ともマッチングしたのは新たな発見。さすが!

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最後はシャーベットと「富久錦 生酛純米」で見事な〆。
ミーハーラインも抑えつつマニアックにも攻める。
提案の幅に唎酒師の真髄を感じた。勉強になるな〜。

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微妙に呑み足りない一行はそのまま姉妹店の「サケラボトーキョー」へ。

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福島を軸にしたセレクトに。「会津中将」は安定の旨さ。
最近呑んだひやおろしも完成度高かった。

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「弥右衛門」は夢の香と山田錦純米大吟醸大吟醸という違意を楽しむ。

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これ以外にも呑んだが写真と記憶なし(笑)。

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「而今 純米吟醸 東条山田錦」と「而今 純米吟醸 吉川山田錦」【2017.9.10】

またこの時期がやってきた。
今年も「而今」から山田錦を使用したスペシャルな2銘柄がリリースされた。
原料米に東条産山田錦を100%使用した「而今 純米吟醸 東条山田錦」と
吉川産山田錦を100%使用した「而今 純米吟醸 吉川山田錦」である。
共にお米の違いのみで精米歩合(50%)や酵母、造りは一緒。
同じ兵庫県特Aランクの山田錦ながらも微妙に味わいの違いを楽しめる。

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蔵元のコメントとしては“優等生な味わい”の東条産山田錦
“少しやんちゃな”の吉川産山田錦とのこと。

早速「稲毛屋」に入荷したとの情報を得た翌日のランチにお邪魔した。

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店内には知っている酒マニアな方もちらほら。
その日は「日本酒オーシャンズ」というイベントがあったため、
乗船前に味をチェックして大西氏に報告するためいらっしゃった方も。

しかもカウンターお隣には「仙禽」の栗橋さんもいらっしゃった。
(すっかり話し込んでしまいすみませんでした…)

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三重県名張山田錦を100%使用した「而今 純米大吟醸」も加えて3種呑み比べをしてみた。
ただしこちらは精米歩合が40%なので参考出品扱い。

而今 純米吟醸 東条山田錦
確かに全体のバランスはピカイチ。吉川と比較するとインパクトに欠けるがそれだけ
全てがキチっとまとまっている。冷えた状態だとわかりづらいが少し常温に近づけると
秘めていた力強い一面を垣間見ることができる。

而今 純米吟醸 吉川山田錦
力強い味わいを冷えた状態からでも感じられる。甘味、酸味、苦味のメリハリが秀逸。
3種の中では一番酸味を強く感じられるのでキリッとした味わいが好きな方はこちらがいいかも。

而今 純米大吟醸
甘さを軸にスッキリとした味わい。さすが純大吟。クリア感は3種の中でピカイチか。

かなり微妙ではあるが味を違いは体感できる。
ただしブラインドテストされたら当てる自信なし(笑)。

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久々のお酒の会以外での「稲毛屋」なので自らセレクトした肴も楽しむ。
鰻串4種をまずは満喫。肝とレバーはタレ、小骨とヒレは塩。

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未食だった定番メニュー・もずく酢を味わう。
ワイルドな食感のもずくは食べ応えあり。

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ミニ蒲焼は蒸さずに直接焼く関西風をセレクト。

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少し呑み足りなかったので「燦然 山廃純米雄町」を追加セレクト。
山廃仕込み初チャレンジとのことだがきっちり仕上がってると感じた。
山田錦もいいけど雄町米もいいよね、という結論に。
そして昼呑み万歳!

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「稲毛屋 志太泉を味わう会」に参加【2017.8.29】

稲毛屋でのお酒の会3連発。
8月末に行われた静岡銘酒「志太泉」を味わう会に参加。
今回10回記念とのことで豪華なお土産とスペシャルな秘蔵酒が味わえた。

f:id:odayasu:20170913121741j:plain蔵からは望月社長に加え、杜氏の西原さん、営業の立花さんの3人が参加。
3人は新幹線ではなくクルマで来たとのことで運転手の立花さんはお酒を一滴も呑まず。

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今回のラインナップ。
乾杯酒「金賞酒 H23BY」
「泉 純米大吟醸斗瓶取り生」
純米吟醸 藤枝誉富士」
純米吟醸 焼津山田錦
純米吟醸 愛山」
「純米原ひやおろし
純米大吟醸原酒 八反35号」
「シダシードル」
純米酒
「特別本醸造
「泉 大吟醸斗瓶取り H18BY」
「梅丸」

ひやおろしがいい感じに味が乗っててよかったな〜。

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目玉は社長が個人的にストックしていた10年前の「泉 大吟醸斗瓶取り」。
「志太泉を味わう会」10年の歴史をお酒の味わいで体感してもらおうという粋な計らい。

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合わせる肴も海の幸を軸としたセレクト。
久しぶりのお刺身

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俺の大好物、はらものくんせい

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焼鳥

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きゅうりの和風ピクルス

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小松菜と鶏肉のバンバンジー

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黒はんぺん入りおでん

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〆の鰻ひつまぶし

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持ち帰り勉強会の教材は
「純米原ひやおろし」。
冷やしてもよし燗にしてもよし。
記念にもらったロゴ入りグラスとおちょこと共に記念撮影。

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来年もぜひ参加したい。

「稲毛屋 土用の丑の日SP」に参加【2017.7.25】

土用の丑の日、今年は年6回あるがその中でも売り上げ的にピークなのが真夏の7月25日。
その日の夜をお酒の会貸切で楽しんでしまおう、というスペシャルな会に今年も参加してきた。

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就活中で金はないけど暇だけはあった俺。
まず「稲毛屋」に向かう途中にある「ビアパブイシイ」で軽く0次会。
そこで早速常連と遭遇。さらにその模様を別の常連にも目撃される。

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稲毛屋非公認カメラマンとしてだいぶ知名度も上がり、まずはお客として参加されている
蔵元さんを撮影させていただく。

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先日行われたお酒の会でもお会いした「流輝」の松原氏。

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写真がブレてしまった「奈良萬」東海林氏。
この日の時計はヨットマスター。

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この後のお酒の会でもお会いした「志太泉」の望月氏

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静岡銘酒「正雪」の望月氏

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同じく静岡「英君」の望月氏
静岡中部の望月性の多さは異常(笑)。

f:id:odayasu:20170913114912j:plain「辻善兵衛」の辻氏。

f:id:odayasu:20170913114900j:plain実はこの日が初対面な「結」の浦里さん。
6月の酒の会に出席出来ずすみませんでした。

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そして今年「稲毛屋」90周年記念会第2部にも出席いただく「御慶事」青木さん。

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料理も鰻率高めの豪華ラインナップ。
冬瓜の冷やし鉢

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うざく

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焼鳥

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ごぼうのたらこマヨ和え

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鰻白焼き

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生ハムサラダ

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鰻ひつまぶし

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スペシャルな日にスペシャルなゲストと共にスペシャルな酒をいただく。

持ち帰り勉強会の教材は
「櫻川 金賞酒 斗瓶」と「御慶事 金賞酒」。

f:id:odayasu:20170913115106j:plain共に自宅でじっくり復習。

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「稲毛屋 松の寿を味わう会」に参加【2017.7.4】

久々のエントリー。ストック分消化のためまずは稲毛屋関連4連発。
7月に行われた「松の寿を味わう会」。
蔵元杜氏の宣貴氏と同年代の真知子さん夫婦にお会い出来る貴重な機会。
ここ数年欠かさず参加している会でもある。

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今年は惜しくも鑑評会での賞を逃したものの「我々はブレない酒造りをしている。
むしろ審査員にブレがある」と言う杜氏のコメントに男気を感じた。

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今回のラインナップ。
「特別限定大吟醸 鑑評会出品酒28BY」
山田錦 純米吟醸無濾過生原酒」
「雄町 純米吟醸無濾過生原酒」
「ひとごこち 純米吟醸無濾過生原酒」
「夏のうすにごり」
「美山錦 特別純米生酒」
「ひとごこち 辛口純米生酒」
「山廃純米 五百万石」
「とちぎ酒14 純米生酒」
「とちぎ酒14 八割八分 純米」

雄町が抜群にいいのはもちろんだが、地元産・ひとごこちもなかなか。
低精米シリーズも燗よし。

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仕込み水はもちろん蔵元直送。超軟水で身体にスッと染み込む。

f:id:odayasu:20170913114114j:plain今回特別に常連が持ち込んだ27BYの鑑評会出品酒との二年垂直も味わえた。
ブレない芯の通った味わいを実感。

f:id:odayasu:20170913114128j:plainいい酒をいい肴と楽しむ。このペアリングも酒の会の醍醐味。
蒸しナスの豚しゃぶのせ

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尚仁沢豆腐

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定番・枝豆

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小山和牛たたき

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渡辺農園のしいたけ焼き

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長芋の梅肉のせ

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タマゴたっぷりポテトサラダ

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かぶと鶏の治部煮

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鰻ひつまぶしで〆
楽しい会話、旨い酒と料理。
今宵も酔いひとときを満喫。

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持ち帰り勉強会の教材は
「ひとごこち 辛口純米生酒」と
「とちぎ酒14 八割八分 純米」。

f:id:odayasu:20170913114424j:plain共に燗にしたりしてじっくり復習。

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晩酌ダイジェスト2017.07

またもや久々の更新。
すでに先月の話題になってしまった晩酌ダイジェスト。

7月7日といえば「DATE SEVEN(伊達セブン)」発売日。
宮城県の7つの酒蔵が結成したユニット。
今年は昨年発売したスパークリング(Episode II)との呑み比べをしてみた。
スパークリングは出来立てを呑んだ時「まだ若いな」と感じたため
1本意図的に氷温保存しておいた。
案の定いい感じに落ち着いてとても美味。
一方今年発売の生酛純米大吟醸は率直な感想としては『全体的に薄い』と感じた。
綺麗な味わいではあるのだが個性に欠けるというかパンチ不足というか。
熟成させれば良くなるのか不明だがこちらもまた一年寝かせてみようと思う。

f:id:odayasu:20170731104613j:plain「一代弥山スパークリング」は食中酒に最適な辛口清酒ということで購入してみた。
ドライバーだったので試飲ならぬ試香で決めた逸品。
同じ蔵が手がけるシードルスパークリングも気になったがやはり香りのふくよかさや
複雑さは日本酒が勝っていた(ように感じた)。
味わいも期待通り。ふくよかながらも泡がキリッとした爽快感を与えゴクゴク呑める系。
ちょうどいい呑み切りサイズ(375ml)があるのも好印象。

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この時期は泡物が恋しい時期。ビールやシードルもガンガンいただく。
俺的定番の「グランドキリン IPA」「サッポロラガー(赤星)」「ヱビス マイスター」を軸に
いろいろと新製品も試してみる。

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セブン&アイ限定の「今日のうちごはん」は新規開拓の中で個人的ヒット。
以前あった「まろやかエール」のコンセプトを明確にしたリニューアル版か。
買いやすい缶タイプなのもまたいい。

f:id:odayasu:20170731104858j:plain日本酒も夏酒真っ盛り。
栃木銘酒の夏酒呑み比べ。
「仙禽 かぶとむし」は原料米が山田錦になったことでおとなしい味わいになった。
個人的には雄町米のふくよかな味わいが良かった。
「大那 蛍」は夏酒らしいキリッとした酸味が好印象。

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「笑四季」も違うタイプの呑み比べ。
「真夜中のバカンス」はかなり個性を感じる味わい。
珍しく酸の存在を強く感じる夏の夜に味わうに最適な逸品。
ただし酵母は非公開。
「Sensation3 朱ラベル」は自社酵母を使用した笑四季らしい味わい。
淡いトーンの中にしっかりとした味わいがある。
このアレンジがまた絶妙。

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思わず「新政 No.6 H-type」も開けてしまった。
こちらははせがわ酒店限定モデル。ゆえに“H-type”。
6号酵母使用、66%磨き、6/6PM06:06発売と6という数字にこだわった作品。
昨年はあまり積極的に購入してなかったが久々の「新政」はやはり美味い!

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最近個人的に気に入ってる肴がこのにんにくのしょうゆ漬け。
シンプルかつカロリー控えめなスタミナフードとして重宝している。
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これだけでビールも日本酒もいける。食べきりサイズなのもまたいい。

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6月ぐらいに話題になったカップ麺。かなり高評価だったので気になって購入してみた。
ラーメン好きではあるがカップラーメンを食べるのは超久々。
確かにスープのレベルは高い。だがそれだけに麺が残念。どうしてもカップラーメンの麺。

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同じく「AFURI」のカップ麺も購入してみた。こちらもスープの再現性は高いと思う。
ただこれを食べた後に猛烈に店で食べてみたいと思った。
実店舗への誘導するためのきっかけとして作られたのならかなり成功した商品かも(笑)。

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「稲毛屋 而今を味わう会 第2部」に参加

早いものでもう一年。またこの季節が巡ってきた。
日本酒好きになったきっかけ。その一つが「而今」。
昨年は生酒と火入れ会の両方に出席したが今年は火入れ会のみ出席。
今年の火入れは酒質が上がった感があり期待していた。 

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 毎年蔵人が出席する会。今年は土井さんが出席。
一昨年の大西さん、昨年の舞野さん、そして今年の土井さんのサインが並ぶ前掛け。

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この時期は19時でもまだ明るい。稲毛屋の暖簾も夏仕様。

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【乾杯】大吟醸斗瓶火入れ(金賞酒)
特別純米 山田錦・五百万石
特別純米 山田錦・八反錦
純米吟醸 山田錦
純米吟醸 雄町
純米吟醸 八反錦
純米吟醸 千本錦
純米吟醸 愛山 2016
大吟醸
純米大吟醸
これに加えてネット非公開のが1本。

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火入れ会の魅力はまだこの時点で未発売のものがいち早く呑めること。
ただ愛山だけはさすがにまだ出せる状態でないとのことで昨年版に。

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今回同席した夫婦2組は生酒の会も参加した猛者。
しかも2年連続連日参加(笑)。

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コース料理かお酒の会でしか提供されない刺身の盛り合わせ。

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酒呑みには嬉しいアオサの味噌汁。

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地元・伊賀牛のステーキ。
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この時期ならではの泉州の水なす糠漬け。これがまた美味い!

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ザーサイサラダは酒とのペアリングが難しい逸品ではあるがこれまた美味い。

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安定の鰻ひつまぶし。
とことん「而今」とのペアリングを楽しんだ。

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お持ち帰りはやはり安定の山田錦火入れ。
自宅でじっくり味わう。もちろん而今グラスで。

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という一ヶ月以上も前の出来事(笑)。

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北千住「宇豆基野(うずきの)本店」の二階貸切ランチを堪能

北千住にある土日祝日しか開いてない宇豆基野(うずきの)本店。
その2階を貸し切って美味しい湯葉やお豆富を持ち込んだ日本酒と共に楽しもう!という趣旨のイベントに参加してきた。

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北千住は行ってもだいたい西口。東口方面はおそらく10年は行ってない。
それゆえその変貌ぶりには驚いた。以前どうなってたかすら覚えてないけど(笑)。

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駅から10分ほど歩くと見えてくるフォトジェニックな佇まい。
1階が店舗になっていて惣菜の販売や時間指定(9時か12時スタート)でのブランチを楽しむことができる。
ブランチは予約が必須であり、なかなかの激戦。ただ酒友が定期的に2階での貸切会を開催していて今回参加することができた。持込料はかかるものの日本酒を持ち込めるので昼から健康的にお酒を楽しんでしまおう、という趣旨。

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俺がセレクトしたのは「王祿 丈径blue」。
最初「王祿 溪(けい)」を造るつもりで仕込んでいたお酒が「丈径」に近い味わいになったことで急遽新しいランナップを設けることになったという新製品。

www.ouroku.com

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料理はコースのみ。まずは湯葉3種、出来るタイミングで違う味わいを楽しむ。
それぞれ溜りオリーブオイル、醤油あん、レモン塩といった調味料でいただく。

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マンゴー豆乳ジュースのソーダ割。この日は大変暑く冷たいフレッシュジュースは大変美味しく頂けた。

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氷詰めの容器は四合瓶のお酒を冷やすのにちょうどよく最後まで活用。

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生麩田楽は蓬麩と粟麩の2種。それぞれ胡麻味噌と木の芽味噌で味わう。

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椀は出汁が絶妙。これ肴に酒が呑める。

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別のスペースでは土鍋ご飯の用意が。この日はもともと白子ごはんを予定していたのだが
急遽琵琶湖の天然鮎が入荷したとのことで急遽鮎の炊き込みご飯に変更。
部屋に漂う鮎の香りが期待を高める。

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その場でニガリを豆乳の中に投入して(滑ってないからね)出来立てを味わえる。
ほのかにあたたかい豆富に程よい甘さの餡を絡めていただく。
美味しくないわけがない!

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鰹と青リンゴのサラダはおひとり様1皿。青リンゴドレッシングをかけていただく。
なかなか食べ応えあり。

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汲み上げ湯葉は1階にて出来立てを自分ですくい、削った岩塩をかけていただく。

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こちらはお代わり自由。

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そうしているうちに鮎の炊き込みご飯が炊き上がる。
たっぷりネギをかけたところを激写。

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それを丁寧にかき混ぜる。

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おこげの部分も美味。

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甘味は2種。まずは麩万頭。

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こちらも実演でつくりたてをいただくわらび餅。
それを珈琲とともに。

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日曜にゆったりとしたブランチを満喫。
持ち込みの日本酒たち。5本中3本と雄町率が高かった。

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溝の口ではちょうど大道芸をやっていた。

f:id:odayasu:20170610132318j:plain昼のうちに帰宅し夜もまた呑むしあわせ(笑)。

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「稲毛屋 仙禽ナチュールとうなぎの会」に参加

栃木県さくら市にある「仙禽(せんきん)」。
昨年超自然派をコンセプトにシリーズ化した「ナチュール」。
その6本を同時に呑み比べてみようという会に参加した。
超古代製法、酵母無添加、蔵付き酵母、亀の尾使用、木桶仕込、生酛、無濾過生原酒
昔ながらの製法で現在の醸造知識やデータを元に醸したらどうなるだろうか、という意欲作。
これを呑んで改めて“旨い酒”というのはスペックだけでは判断出来ないものだと感じた。

お酒提供は毎度おなじみの「而今庵」の中の人。
今回「仙禽庵」の中の人はお仕事ということで不参加。
スペシャルゲストには「仙禽」の代表取締役の薄井一樹氏と同級生であり、本人も「仙禽」の大ファンという「焼鳥×和酒 遊」の田上夫妻。

【出品酒】
01:仙禽 ナチュール Un(アン)生酒
02:仙禽 ナチュール due(ドゥ)生酒
03:仙禽 ナチュール trois(トロワ)生酒
04:仙禽 ナチュール quatre(キャトル)火入れ
05:仙禽 ナチュール cinq(サンク)火入れ
06:仙禽 ナチュール Six(シス)火入れ
07:仙禽 赤とんぼ 生酛 亀の尾 酵母無添加
08:花巴 水酛 純米原酵母無添加
09:宮泉 純米酒 酵母無添加

「赤とんぼ」は「ナチュール」の前年に仕込んだプロトタイプ。「花巴」と「宮泉」は同じく蔵付き酵母を使用した酒ということで比較のための参考出品。

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会場はおなじみ「稲毛屋」。休日の昼に個室を貸し切っての開催。
燗付けセット(ガスコンロ&鍋&徳利)も借りて温度帯による味の違いも楽しんだ。

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ようやく呑むことができた「Un(アン)」。
やや熟成されている感あるものの、非常にフレッシュ。
どんどん熟成が進むと乳酸を感じられるが、最初のうちは控えめ。
前のエントリーにも書いたがやはりtrois(トロワ)とquatre(キャトル)辺りのバランスが最適と感じた。

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「赤とんぼ」も良かった。こちらは断然燗がベスト。

「花巴 水酛 純米原酒」は水酛独特の味わいが特徴。好みの分かれるところだ。
だがこの風味もなれると病みつきになる。まるでくさやのよう。

「宮泉 純米酒」は「冩樂」でおなじみの蔵が出しているもう一つの銘柄。
バランスが取れて安定感ある味わい。冷やしても燗でも楽しめる。

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合わせる肴もまた格別。
前菜にある小骨のつくだ煮は少量で酒が進む。

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和牛たたきも外せないアイテム。
1人では量が多いので4人程度の酒盛りには是非頼みたい。

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筍の煮物。

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ほたるいかとぬたの酢味噌和えも酒との相性バツグン。

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ちりめんじゃこと新玉ねぎのサラダ。旬の食材が続く。

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〆はやはり鰻ひつまぶし。
やはり休日昼間の酒が一番楽しめる。

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もっと楽に安定した酒を造れる時代にあえて真逆の発想から日本酒のあり方を見つめ直したラインナップ。
大手蔵とは違う方向性で日本酒の未来を見据えた“作品”を味わうことができた。

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「仙禽」という酒

栃木・下野(しもつけ)の国にはいい酒が多い。これは日本酒を本格的に学ぼうと思ってから知ったことである。
周りに栃木銘酒押しが多くいることもあり、自然と意識して呑むようにしている。

「稲毛屋」でも強力にプッシュしている「松の寿」や「澤姫」、「辻善兵衛」、「若駒」など。
特に「仙禽」は昨年特に意識して呑んでみた銘柄である。自宅を「仙禽庵」と称している熱狂的ファンがいたり、「焼鳥×和酒 遊」のような蔵元と同級生ゆえにPB「Amuser(アミューゼ)」など提供している店があったり。

日本酒の“酸”を意識している蔵であり、その綺麗で透明感ある酸味が印象的である。
加えてドメーヌ&テロワールといったワインの文化も取り入れながら、
生酛、蔵付き酵母、木桶など古典的な製法にもこだわったりしている。

リリースするラインナップも面白い。
「雪だるま」「かぶとむし」といった季節を意識したシリーズ。
定番ラインナップの「モダン」と「クラシック」。
ワイン酵母を使用した「ドルチェ」シリーズ。
そして超自然派な造りにこだわった「ナチュール」シリーズ。
「鶴亀」(今年から「麗」)や「一聲」といったプレミアムシリーズもあったりする。
そんな個性的な「仙禽」という酒を昨年は一通り追ってみた。

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時系列通りにまずは活性にごり酒「雪だるま」。
可愛いラベルと雪に見立てた“おり”がよくわかる透明ボトル。
味わいもガスによる爽快感と“おり”によるシルキーな甘さのハーモニーが特徴。
毎年楽しみにしているファンも多い。

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もろみを搾る工程の序盤(あらばしり)、中盤(中取り)、終盤(せめ)でそれぞれ商品化したマニアックなものもある。一般的に「中取り」が一番美味しく贅沢な部分とされているが、呑み比べるとその印象も変わる。
生酒ゆえ開封してからの変化も楽しみながら冷やしたままで呑んだり温めてみたり、3種を同時に比較しながら楽しむ。
個人的には雑味も味わいの一部であることを教えられる「せめ」に毎年注目している。

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ふりがながないとまず読めないラベル文字が特徴な「モダン 仙禽」。
原料米は地元で作られた「ドメーヌさくら亀の尾」。
「仙禽」という酒を一番理解しやすい商品ではないかと考える。
比較的入手しやすいシリーズであるのも嬉しい。
他にも雄町や山田錦を使ったものもある。

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こちらも定番シリーズである「クラシック 仙禽」。
こちらは火入れしてあり安定感ある味わいが特徴。
常温以上で楽しめる。
こちらも雄町、亀の尾、山田錦の3種ありすべて「ドメーヌさくら」。

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雄町&火入れという同条件で「而今」との呑み比べもしてみた。
比較することでバランス感覚に優れた「而今」に対し、より明確な主張を持つ「仙禽」の酒質がわかる。

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こちらも初見ではまず読めない「仙禽 一聲(いっせい)」。
ドメーヌ&テロワールを具現化、昨年初めて登場した商品である。
ドメーヌとは酒造りの工程を自分たちで一貫して行うことを言う。
多くの蔵は米は農家から買うが、米も自分たちで作ってしまおう!ってのがドメーヌという思想。
テロワールは田んぼで使用してるものと同じ水脈を使ってお酒を作ろうという土壌の個性を生かす思想。
精米歩合も麹米・掛米共に35%まで磨いたまさにプレミアムシリーズにふさわしい逸品。

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夏の時期には「かぶとむし」。個人的には一番好きな味わい。
この独特の味わいはどこか懐かしい少年時代を思い出させる。
子供の頃は酒なんか呑まなかったのに不思議な感覚(笑)。

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ワイン酵母を使用した「ドルチェ」シリーズの一つである「Dolce-Aroma(ドルチェ・アロマ)」。
残念ながらこのシリーズは終わってしまうらしい。
この後説明する「ナチュール」シリーズを継続させるためあまり多くの酵母を扱うのはリスクが伴う、という理由からとか。
これこそ「仙禽」の“熱量”を感じられる商品だっただけに残念である。
ただしそこまでして成し遂げたかった新たな“思想”があったとあれば理解できる。

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昨年からの新シリーズ「ナチュール」。
ネーミングからわかるように超自然派をコンセプトにした今後の「仙禽」の新たな軸になるかもしれないシリーズである。
酵母無添加の蔵付き酵母、木桶を使い生酛で醸す。使用する米は古代米・亀の尾。
現代の醸造に関する知識やデータを元に昔ながらの製法で酒を作ったらどうだろう?という考え方だろうか。
全部で8本の木桶で醸造、うち6本がナチュールシリーズとなった。
(残り2本は赤とんぼと「焼鳥×和酒 遊」のPB酒「Amuser(アミューゼ)」に)

Un(アン)から始まり、Six(シス)で完結。
最初の Un(アン)は購入できなかった。
due(ドゥ)は「はせがわ酒店」でいただいたが低精米(90%)とは思えないクリア感は凄いと感じた。

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trois(トロワ)からようやく購入することができた。
ここからクレヨン画アーティストharumi niwanoによるものに変更。
彼女はまずそれぞれのお酒を呑んでその浮かんだイメージを作品にしているのだそうな。

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最初の3つは生酒。quatre(キャトル)からは火入れになる。
直線で構成された重なる碧い線は輪郭がクリアな酒質を表現しているのだろうか。
後日全て飲み比べられる機会があったがtrois(トロワ)とquatre(キャトル)が最も好みの味わいであった。

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cinq(サンク)はなぜか写真紛失。最後のSix(シス)はかなり乳酸を感じられる味わい。
温めた方が好みの味わいだった。ジャケットのように日だまりのようなほっこりとした感じ。

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赤とんぼはナチュールのプロトタイプと共に味わうことができた。
なぜ昨年版のが雄町なのかは不明。これ聞き忘れた。今度仙禽庵の人に聞いてみよう(笑)。
個人的には2015年版「生酛 亀の尾」が圧倒的に良かった。
ナチュールシリーズのどれよりも(笑)。

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そして一巡して今年版の「雪だるま」と搾り違い3シリーズ。
ちょうどタイミングよく「かぶとむし」入荷のお知らせもやってきた。

f:id:odayasu:20170115172216j:plain全て呑む機会がなかったナチュールシリーズ、運よく先日6シリーズ全てを呑み比べられる機会があった。
しかも「焼鳥×和酒 遊」の田上夫妻を迎えてというスペシャルな会に。
(つづく)

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