【2016夏の思い出】「真田丸」に全力で乗っかってる上田市で酒蔵見学(5)

若林醸造の蔵見学編。

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基本は地元で販売する日本酒「月吉野」と甘酒、ジュースの販売。

特に最近は甘酒ブームで米麹が足りなくなるほど売れているらしい。
そんな主力商品とは別に自分が造りたい酒を追い求め、若林真実さんがたった一人で
黙々と醸している酒こそが「つきよしの」というひらがな表記の銘柄である。

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一人ゆえ造れる量に限界はあるものの今年から結婚され旦那さんも協力して
さらに石高は増える予定。新酒が待ち遠しい。

f:id:odayasu:20161016012635j:plainサーマルタンク以外は基本に忠実な設備がメイン。

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今は使われていない佐瀬式の槽搾り。

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「つきよしの」銘柄は全て斗瓶採り。

f:id:odayasu:20161016012613j:plain甘酒やジュース用の打栓機。

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蔵には直売店もある。この日はお休みだったが特別に見せてもらった。

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辛口吟醸はここでしか購入できなかったが後日都内の酒屋にも納品されることに。

f:id:odayasu:20161016012742j:plainここまでは順調に予定通り進んでいたが、狙っていた電車が駅に向かう我々の目の前を通過(笑)。
次の電車が来るの一時間後なんですけど…。

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駅周辺には住宅以外何もない。

ポケモンすら出現しない。

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下りの方が来るのが早かったのでどうせならと別所温泉まで行って折り返してくることに。

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結果別所温泉まで行けてよかった。

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若林醸造謹製の甘酒を売ってるところも見れたし。

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今度は温泉にでもゆっくり浸かりたい。

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少し前まで走っていた旧型車両が展示されていた。

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この丸窓が特徴らしい。

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途中の八木沢駅の看板が「八木沢まい」という萌えキャラがメインの特別版だったから
ぜひ撮影しようと思っていたが忘れてしまった(笑)。
再び上田駅に到着したところにあった立て看板を撮影することで我慢。

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駅構内にある呑み屋の看板。今回訪れた岡崎酒造と若林醸造が並んでいたので撮影。
造り手の想いが伝わるとより酒の味に深みを感じられる。
今回も天候や人に恵まれ非常に充実した旅となった。

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www.ueda.ne.jp

wakasake.wixsite.com

【2016夏の思い出】「真田丸」に全力で乗っかってる上田市で酒蔵見学(4)

なかなか完結しないと噂の酒旅レポ。
もう10月も半ばなのにまだ8月夏休みの話題(笑)。

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信州上田の酒蔵見学の旅二日目。この日は上田市中野にある若林醸造への見学。
前日の宴で呑みすぎた俺、翌朝早起きして駅周辺を散策。

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浅草雷門ホールというド直球な建物。
調べればわかるのだろうけどのれん分けみたいなものか?

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早朝の歓楽街。これもまたシュールな光景。

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思わず突っ込みたくなるトマソン物件。

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店舗にポエムを発見。嫌いじゃないぜ、こういうの。

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かなり気になった店舗。普通に美味そうな豚料理を出してくれそう。
と、のんびり散策してたらあっという間に時間切れ。
急いで駅までダッシュして上田電鉄別所線に乗り込む。

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乗り鉄な稲毛屋三代目の希望とのことでローカル線での旅を味わう。
効率ばかり追い求める現代人にとってこういう旅も癒しになる。

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f:id:odayasu:20161015124211j:plain上田から20分ほどで中野駅に到着。そこからすぐのところに若林醸造はある。

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すげー立派な外観。いかにも酒蔵って雰囲気を感じる。

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中はもっとすげー。高級旅館かよ!

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異様に興奮した俺は写真を撮りまくる。
こういう家の子に生まれたかった(笑)。

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f:id:odayasu:20161015124436j:plainまずはここで女性杜氏・若林真実さんからお話を伺う。
若林醸造のメイン収入となる「シナノスイート」をいただく。
若干二日酔いの俺にはたまらなく美味かった。
それと同時に出品酒を造ろうとしたがアルコール添加の際、
量を間違えたため失敗してしまったという「辛口吟醸酒」をいただく。
当初はかなり酸が出てしまったらしいが常温で熟成させたことで
程よくマイルドな口当たりになっていた。

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後日別の機会でお燗でいただいたがぶっちぎりに美味かった。
全然失敗作じゃないよ。ってなわけでもうちょっと続く。

【2016夏の思い出】「真田丸」に全力で乗っかってる上田市で酒蔵見学(3)

今回は蔵見学の合間、観光と女性杜氏2名との懇親会。

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岡崎酒造の謙一さんに上田城近くまでクルマで送ってもらったチーム稲毛屋。
真田丸」に沸く上田市の熱気を感じるべくその本拠地に突入してみた。

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難攻不落で有名な上田城天守閣的なものはないが大河ドラマ効果で観光客が凄い。

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ついでに「ポケモンGO」にも全力で乗っかるこの慈悲深さ。

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外観見ただけの「真田丸大河ドラマ館」。

f:id:odayasu:20161010125445j:plain徒歩で今夜の宿にチェックインした後、懇親会の場所までさらに徒歩で行くことに。
せっかくだから散策しておきたいしね。

f:id:odayasu:20161010125525j:plain気になったカフェ。翌朝行こうと思っていたら臨時休業だった…。

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昭和な雰囲気漂う上田の歓楽街。とにかく飲み屋だらけ。

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今回の会場はそのディープスポットよりちょい手前にある「寝ずの甚八」。
真田十勇士の「根津甚八」から…って説明するのも面倒なベタな店名(笑)。

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今年からたった一人で「つきよしの」を作った根性の女性杜氏・若林真実さん。
この時はかろうじて独身だったが9月に無事結婚し、これからますます飛躍しそうな予感。
そして三姉妹の末娘ながらも岡崎酒造の伝統を引き継いだ「信州亀齢」の女性杜氏・岡崎美都里さん。

f:id:odayasu:20161010125810j:plainこのお二人とお酒を呑みながら楽しいひと時を過ごそう、という素晴らしいひと時。

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美都里さんはお酒はあまり好きではないとのことで控えめに呑んでいたが、真実さんが呑む呑む(笑)。

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ビールをチェイサーにガンガンいくのでついついつられて呑みすぎた。

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酒は当然「信州亀齢」と「つきよしの」。ともにいい酒。

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旨い酒と肴。そして美人杜氏のお二人。

素敵なひと時を過ごしたチーム稲毛屋。
それにしても呑みすぎた(笑)。

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(つづく)

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【2016夏の思い出】「真田丸」に全力で乗っかってる上田市で酒蔵見学(2)

前回からの続き。今回は岡崎酒造見学篇。

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直売店も兼ねていて観光客がひっきりなしに訪れる北国街道の人気スポット。

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女性杜氏美都里さんはこの日は店番、旦那の謙一さんが蔵を案内してくれた。

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ここからは一般の方は入れないエリア。

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大きい和釜。

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造りの効率を上げるため積極的に設備投資をしていきたい謙一さん。
対して今までこれでやってこれたからと必要以上の経費を嫌う美都里さん。
経営の難しさをポツリとつぶやきながら説明しているのが印象的だった。
本当はサーマルタンクも導入したいそうな。

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神聖な麹室は外観だけ。

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今年から導入するのがヤブタ式の絞り。よりフレッシュに効率良く絞れるのだが
最初のうちはどうしても“ヤブタ臭”が出るのを懸念していた。
何はともあれ今年からの「信州亀齢」にも期待したい。

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真新しいヤブタ用のパネル。ここに酒粕がたまり、空気に触れることなく絞れた
フレッシュな酒を抽出することができる。

f:id:odayasu:20161009084752j:plain貯蔵庫は数年前にリフレッシュされ完璧な温度管理を実現。

f:id:odayasu:20161009084738j:plain売店でも売られている酒粕

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少しでもいい酒を、少しでも妻の負担を和らげたいと思う一心で
積極的に色々な蔵見学をし、良さげなものはどんどん取り入れていきたいと
いう謙一さんの話は止まらず、岡崎酒造の隣にある「ルヴァン信州上田店」で
引き続きお話を聞くことに。

f:id:odayasu:20161009084755j:plainこの雰囲気ある蔵は岡崎酒造のもので店舗用に貸し出しているとのこと。
天然酵母パンでおなじみのパン屋は富ヶ谷にもセンスいい店舗があるが
こちらもまた素敵な店内。2階がカフェスペースになっている。
そして謙一さんの話は止まることがなかった(笑)。

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情熱的な謙一さんとのひと時も終わり、上田城までクルマで送ってもらうことに。
こちらは蔵の裏側の駐車スペース。

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そこに止まっていたひときわ存在感を放つクルマを発見。
聞くとルヴァンのオーナーが所有するクルマで実際にこれに乗って通勤しているようだ。
あまりにも綺麗にメンテされていたので思わず写真を撮ってしまった。
無許可ゆえナンバーだけは加工させてもらった。

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それにしてもいいセンスしてるな〜。

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最後に美都里さん&謙一さんの記念写真を。
350年続く老舗酒蔵の伝統を守ろうとする若いお二人。
これからもいい酒を造り続けたい、
その熱い情熱を感じたひと時であった。

f:id:odayasu:20161009085317j:plain(つづく)

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【2016夏の思い出】「真田丸」に全力で乗っかってる上田市で酒蔵見学(1)

少し前までは映画「サマーウォーズ」に全力で乗っかっていた印象の強い長野県上田市
だが今年はなんといっても大河ドラマ真田丸」の舞台である。

f:id:odayasu:20161008123155j:plain街中わかりやすいほど全力で「真田丸」に乗っかっていた。逆に清々しい。
今回チーム稲毛屋の酒蔵見学に同行させていただいた。
2016暑い夏の思い出エピソード2。上田市蔵見学、まずは昼食篇。

この日決まっていた予定は2件。「信州亀齢」でおなじみ岡崎酒造の見学。
そして翌日訪れる予定である若林醸造と岡崎酒造の女性杜氏二人との懇親会。
それが目的だったという邪な思いは一切ない。あくまで非公認カメラマンである(笑)。

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せっかくだからまず上田についたら名物の蕎麦でも、ということでかなりメジャーな名店「刀屋」へ。
池波正太郎フリークなら知らない人はいないほど。せっかく上田に来たのだからと行列覚悟で向かう一行。

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しかし甘かった。上田駅に着いたのが11時すぎ。そこから速攻タクシーで向かうものの既に大行列。
1時間ほどかな?と思ったが店員が言う通りしっかり2時間待たされた。
炎天下の中ひたすら並ぶ。目の前に扉があるのにここから1時間待ち(笑)。

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ようやく店内に入れた一行。もう1時間早く上田入りしていれば…と皆思っていただろう(笑)。

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雰囲気ある店内。こんな忙しい店であるがオペレーションはそれなりにしっかりしていた。

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皆別々のものをオーダー。まず運ばれてくるのはもりそば用の汁。

f:id:odayasu:20161008123414j:plain続いて真田そば用の汁。汁は別でも注文出来たのでハーフ&ハーフにしてみた。

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ここはデカ盛りで有名な蕎麦屋。それゆえ(大)と(小)とで注文してみたかったのだが
初めての人お断りと言われてしまった。足りない方は同じ値段の差額でお代わりできますって
ことだったが違うんだ、俺はただ写真を…。

仕方ないので(小)と(普)の比較写真で我慢。
ただそれなりに腹は満たされたので(大)を注文しなくてよかったと安堵。

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天ちらしは天ぷら盛り合わせ。いや〜食べた食べた。
もう行列はこりごりであるが。

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「刀屋」から最初の目的地岡崎酒造まで約1km。
腹ごなしに歩いていくことに。フォトジェニックな建物に出会えるチャンス。

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劇渋なゲームセンター。

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最高にフォトジェニックな北国街道 柳町に到着。

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電柱が少し残念だが最高に雰囲気のいい街並。

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f:id:odayasu:20161008123757j:plainここが「信州亀齢」を醸す岡崎酒造。
直売店にもなっていて観光客がひっきりなしに訪れる人気スポット。

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(つづく)

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酒トレ Vol.51

地道に続いている酒トレ。

◎「AKABU SEA 純米」
軽い味わいながらも旨味が乗っていていい!
暑い夏はゴクゴクいける低アルコールなのがマッチングと思う。
※このレポはまだ8月真っ盛りな時期です。

○「風の森 キヌヒカリ 純米大吟醸笊籬採り」
いい意味で素朴な味わい。ただ後味の爽快感は「風の森」テイスト。
このブレのなさはさすが!

「新政 生成(エクリュ)」
このロット特有なのか微妙な味わい。なんとも表現しがたい雑味の多い味わい。
今後に期待。

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◎「仙禽 ナチュール トロワ」
6本シリーズの折り返し地点の3番手。これ以降は火入れになってしまうので
最後の生酒バージョンを味わうことができた。
乳酸的な旨味とキレのある酸味とのバランスが絶妙。
温めても良さげなポテンシャルの高さを感じる。

○「千代緑 SP 純米大吟醸 無加圧甕口」
『SP』は秋田県開発酵母「こまち酵母スペシャル」からとったもの。
基本甘めだが酸もしっかりのっているためベタっとしない。
雑味少なめでクリア。千代緑特有のセメ臭もこちらは控えめ。

◎「東薫 大吟醸 叶」
千葉に銘酒あり!乳酸飲料系の味わい。甘味がすごい!甘酒レベル。
ただ酸のキレもあるからベタっとしない後味。
甘辛という表現がピッタリか?

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秋田県「NEXT5」の3種呑み比べ。

○「春霞 純米酒
すっきりクリアながらもしっかり酸で〆。
いぶし銀の安定感ある旨さ。

○「新政 瑠璃(ラピス)」
酸味が印象的ではあるが甘さもある。
後味の苦味がいいアクセント。

◎「一白水成 美郷錦 純米吟醸
優しい甘味の後にキリッとした酸味。
3種の中で一番『旨さ』がわかりやすいと感じた。

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◎「風の森 秋津穂 純米」
さすが「風の森」!安定の旨さ。
甘味・酸味・苦味のバランス感覚が抜群。
それに特有のガス感がいいアクセント。

◎「浜娘 大吟醸 うすにごり」
すっきり乳酸クリアテイスト。
酸味が効いてるからさっぱり呑める。

「千代の光 純米吟醸 KENICHIRO」
キリッとした酸味が際立つ。芳醇辛口系。

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◎「而今 純米吟醸 千本錦 火入れ」
適度な甘さと伸びのある酸味。そして後味に軽快な苦味。
いい感じに味ものっていて最高!

◎「寫樂(しゃらく)純米吟醸 備前雄町」
フルーティーな香りの中にわずかなセメダインの香り。
パワフルで骨太ロックな味わい。旨い!

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晩酌ダイジェスト2016.09

定番晩酌ダイジェスト。
どんなに仕事が忙しくても欠かさないのが晩酌。
だがさすがに最近は帰宅が遅くて呑めなかった時もあったり。

まずはこの時期の定番「緑川」の雪洞貯蔵酒。
今年こそは蔵見学を、と思っていたが多忙で行けず。

「緑川」という酒はスター性ある味わいではないが
気軽に身近に寄り添うように俺の中に存在する酒。
この酒と知り合えたからこそ今の自分がある、そんな酒だ。

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「稲毛屋」で行われた「土用の丑の日会」の残酒も晩酌で消化。
カッシーの「若駒」は愛山を50%磨いた俺好みの味わい。

静岡銘酒、鑑評会用のスペシャル酒もいただいた。

自宅だから燗にしてみたり、燗冷ましにしてみたり。
旨い酒はどの温度帯で呑んでもブレない旨さがある。

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播州一献 ののさん」も印象に残っている酒。
これは常温が特によかった。

ちなみに「ののさん」とは「観音様」の意味でひらがな表記の
やわらかいニュアンスの味わいを表現したかったとのこと。

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ビールも呑む。元々はビール党だったためこの時期は
ビールを軸とした打線を組むことになる。
エールビールはやはり基本だと思う。

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ネーミングからして苦味を前面に押し出したこの製品が最近のお気に入り。

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苦い思い出の酒といえば「一白水成 愛山」。
これ栓の締めが甘すぎたのか開封した翌日、ガス圧でキャップが飛んでしまい、
冷蔵庫が日本酒で酒浸しに。
酒はもったいないわ、庫内の清掃に時間取られるわで散々だった。

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この時期に呑みたい日本酒といえば低アルコールで乳酸系の味わいのもの。
つまり甘酸っぱくゴクゴク呑めるやつ。

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丸井溝の口店の酒屋が最近変わり、「川鶴」をレギュラーで扱っているので重宝している。
「川鶴」でも特に個人的に好きなのが「讃岐くらうでぃ」。
四合瓶なら余裕で呑み干せる。
こいつはロックで頂くのが最高にイケてる。

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酒の肴でこの夏お気に入りだったがのが「うなぎ かぶと焼」。
浜名湖産うなぎの頭部分を缶詰にしたものだがこれが実にいい味付けで俺好み。

甘めで濃厚な味付けと適度な歯ごたえ。肴に最適な逸品。
価格も安めなのがまた嬉しい。
うなぎを満喫した感を存分に味わえる。

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【2016夏の思い出】「山本さんとお江戸で舟遊び」に参加してきた[後編]

もう9月も終わるよ!ってことで早めに8月事案を消化したい。
記憶も薄れてしまう。
「白瀑」「山本」の山本友文社長と屋形船で楽しもう!というイベントの後編。

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東京スカイツリー近くの桜橋辺りでしばし休憩タイム。
屋上で山本社長と撮影したり語らったり。

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今度はお台場に向けて移動。
撮影の難易度もグッと高まる。
後半の写真少なめなのも歩留まりが悪いため。
まだまだ写真の腕は未熟だ。

f:id:odayasu:20160924124154j:plain酒もどんどん消費される。

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やはり一押しは金賞受賞の出品酒。
「新政」同様6号酵母を使った酒でダブル受賞。
来年はどの酵母を使うのだろうか。
楽しみである。

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お台場でもしばし撮影タイム。
しかし夜&揺れの中での撮影は超難易度高め。
なんとか撮れたのが山本社長のダンディーなショット。

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夏の夜の海風は大変心地よい。
抜群のロケーションと旨い酒。
酔いひとときを満喫。
(この後さらに会社に寄って仕事だったけど・笑)

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帰路の船内ではじゃんけん大会や参加者全員に記念品
(ボールペンとステッカー)が配られた。
ラストショットはステッカーを腕に貼って撮影に応じてくれた
レベッカ・ウィルソンライさん。
決まってます!

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【2016夏の思い出】「山本さんとお江戸で舟遊び」に参加してきた[前編]

美味しい酒と肴で蔵元さん達との交流を楽しむ。
そんな特別な会に参加することができて本当によかった。
という夏の日の思い出。

蔵元と知り合いになるとこういうスペシャルなイベントを個人でも開催できるのか!
という酒マニアとしての格の違いを見せつけられた。
今回はそんな個人が主催したスペシャルな酒イベントに参加。
「白瀑」「山本」でお馴染みの秋田「NEXT5」のムードメーカー・山本友文社長と屋形船、焼鳥の老舗「伊勢廣」謹製の肴。

これらを一度に楽しめてしまうイベント、それが「山本さんとお江戸で舟遊び」。
秋田の酒に魅せられたガチ酒マニアなMさんが、山本さんと1年前ぐらいから温めていた企画。
「一度お酒のイベントやりたいよね」
「どうせなら屋形船貸し切ってやろうよ」
「じゃあ浴衣とか着ちゃう?」
的な軽いノリで決まったらしい。

お酒のセレクトは全て山本社長にお任せ、焼鳥の老舗「伊勢廣」が特別に「江戸の舟遊びパック」を用意。
夏の東京湾からの夕日と素敵な夜景を眺めながら、秋田の銘酒に酔いしれる。
素敵じゃないか!

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当日は晴天で絶好の屋形船日和。日曜の品川駅南口はびっくりするほど人がない。

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浴衣で参加すると今年の新酒(四合瓶)が蔵直送で送られるプレゼント付。
だがこの日はギリギリまで仕事していたため泣く泣く浴衣参加は諦めた。

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今回お世話になった「屋形船・釣り船 ゑびや」の待合所。

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そこから少し離れた場所に乗船所がある。

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今回の酒ラインナップ。
純米吟醸 山本 ピュアブラック」
純米大吟醸 山本 美郷錦 生原酒」
純米大吟醸 山本 和韻(ワイン)」
純米大吟醸 山本 金賞受賞酒」
純米吟醸 山本 サンシャインイエロー」
純米吟醸 山本 備前雄町」
純米吟醸 山本 亀の尾」
純米吟醸 スパークリング山本」
純米吟醸 山本 ドキドキ」
「純米 白瀑 ひやおろし

呑む順番まで社長のこだわりがある。
そしてこの時点では未発売な酒もありかなり楽しめた。

f:id:odayasu:20160922161133j:plain「伊勢廣」謹製の肴。
最初から全て用意されているから純粋に酒と楽しい会話を楽しめる。

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冷めても美味しい。今度お店でも食べてみたい。

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絶品だったのがレバーペーストのパテ。
濃厚かつ滑らかな食感で酒が進む進む。

f:id:odayasu:20160922161050j:plain山本友文社長のFacebookプロフィール写真にも選ばれたこの写真。
男前かつしゃべりも面白い。そして醸す酒も美味い。

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宴の始まり。
手前にいるのがニュージーランド出身のフードライター&酒コンサルタントである
レベッカ・ウィルソンライさん。
ガチに日本酒を愛している一人。
その隣が今回の主催者Mさん。この方も実に顔が広い。
日本酒関係の仕事をしているわけではなく純粋に趣味であるとのこと。
見習いたい。

f:id:odayasu:20160922161205j:plain酒が順番に提供される。
屋形船の定員50名程らしいがゆったりと楽しみたいとのことであえて30名程度に。
そのおかげで酒もじっくり味わえた。

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f:id:odayasu:20160922161118j:plainf:id:odayasu:20160922161138j:plainレインボーブリッジを通過する時点ではまだ辺りは明るい。

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東京スカイツリー近くの桜橋に到着する頃にはすっかりいい感じの夕景に。
さすが時間設定バッチリ!

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ここでしばし船を止め屋上での撮影タイム。
ってな感じで後半に続く。

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稲毛屋「土用の丑の日会」の思い出

まず最初に謝っておく。今回のエントリーは9月なのに7月のネタなんだ。
時系列的には「麦酒庵」の翌日。

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 土曜日に土用の丑の日、しかも蔵元さんも多数参加。

実にスペシャルな「稲毛屋」日本酒の会。

様々な蔵の出品酒レベルのものが勢ぞろい。

「英君 全国新酒鑑評会金賞酒 生」
「桜川 全国新酒鑑評会金賞酒 斗瓶」
「御慶事 全国新酒鑑評会金賞酒」
「燦然 全国新酒鑑評会金賞酒 生」
奈良萬 純米大吟醸 斗瓶」
「志太泉 平成22年静岡県鑑評会出品酒 吟醸の部」
「流輝 大吟醸
而今 純米大吟醸
「若駒 純米吟醸 愛山」
龍力 にごり 雄町」
「風の森 純米吟醸 いかき採り 愛山」

個人的には「燦然」がよかったな〜。

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今回はいつもより早く来店。
なぜかお店公式の写真を任せられることに。
ただの趣味でやってるカメラゆえかなりのプレッシャーだが、
結果それなりに撮れたと思う。
本来なら顔と日本酒両方にピント合わせられたらよかったのだが。

inageya.exblog.jp

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「御慶事」青木酒造の青木知佐さんに至っては完全に照明の位置が悪く
顔が真っ暗になってしまったのをかなり補正している。
ピントも合ってないしな〜、まだまだだな。
なおなぜ彼女の写真だけ扱うのか、といった点には一切お答えできない(笑)。

f:id:odayasu:20160912042943j:plain鰻屋としては一番の書き入れ時である日の夜をイベントで貸切にしてしまう贅沢さ。
加えて様々な蔵元さんもお客としてご来店。いろいろなお話を酒が入った状態で
聞けてしまうといったスペシャルな要素満載の会。
料理も鰻料理多めのスペシャルな内容。f:id:odayasu:20160912042912j:plain

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冬瓜の冷やし鉢は絶妙な旨さ。f:id:odayasu:20160912043022j:plain

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いつもの酒の会より鰻料理も多め。
白焼きは酒との相性抜群。f:id:odayasu:20160912043132j:plain

うざくも夏にぴったりの肴。f:id:odayasu:20160912043200j:plain

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〆は定番のひつまぶし。f:id:odayasu:20160912043308j:plain

美味しい酒と肴で蔵元さん達との交流を楽しむ。
そんな特別な会に参加することができて本当によかった。
という夏の日の思い出。f:id:odayasu:20160912043331j:plain

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